アッセンブル・ヒロインズ マシュ・キリエライト【Summer Queens】の開発報告について

こんにちは!企画・開発担当のK_NAGAMIです。
ご多分にもれず劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]」Ⅲ.spring songのあまりの傑作ぶりに心奪われ過ぎつつ、一方で待ちに待った期間限定イベント「サーヴァント・サマーキャンプ! ~カルデア・スリラーナイト~」にせっせと勤しむ日々を過ごしております…
…が、皆さまにおかれましては、もっともっと満喫されている事と思います!

さて、発売に向けて鋭意進行中の
アッセンブル・ヒロインズ マシュ・キリエライト【Summer Queens】
ですが、いよいよ開発も大詰めに入ってきました。

とりあえず、完成したばかりのパッケージをワンショット披露いたします。

いつものアッセンブル・ヒロインズフォーマットのパッケージですが、マシュの可愛らしさは存分に伝わるものになっているかと思います。

パッケージを開封すると…

このような感じで、半完成品状態のパーツがセットされています。

 

ブリスターはこのように三段構成になっています。

早速、パーツを取り出し、組み立ててみました。

びっくりするほど簡単に出来がります。

こちら、ただ各部を接続しただけで勿論、塗装などは一切行っておらず
使用したものは…

某100円ショップで購入した、このゼリー状瞬間接着剤、
これだけでございます♪

硬化時間のかかるゼリー状を使いましたので、完成までに20分程度かかってしまいましたが、
器用な方が普通の瞬間接着剤を使えば、5~10分程度で完成させてしまうことも可能かと思います。

後ろ姿はこのような感じです。

実は、まだ微妙な調整が残っているもので、詳細なレビューはまた別の機会にということで。

最後にちょこっとだけ、開発裏話を…。
これまで『アッセンブル・ヒロインズ』シリーズを購入したことのある方はご存知かと思いますが、
本シリーズは頭部のみ、塗装・組立・仕上げまで通常のスケールフィギュアと同様のクオリティで行われ、
首から下は無塗装ですが、肌色と水着と色別にパーツが分割したものとしています。
そして全パーツ、ゲート処理とパーティングライン処理まで済ませた上で、
更に肌パーツは表面を均一にサンディング処理まで施すことで、しっとりとした上品な質感を出すようにしています。
よって塗装せずに、ただ組上げ接続(接着)するだけでも、充分に見栄えのする製品となっています。

このマシュについては、水着の色数と色分けも元々限られていたこともあって、塗装しなくても完全に色分けを再現できるものにしたいと思いました。
そうして水着本体の白い部分と、マゼンタカラーの部分を全て分割、進行していたのですが…
一箇所、気になる部分が出てしまいました。

ご覧の通りスカートと裾の部分ですが、形状は『バチピタ』であっており、
まだ接続用の各ダボもしっかり合わせられるように細かくそして沢山造形されているのですが…
裾のパーツがPVCの柔らかさのため、扱いづらくなってしまったのです。

上の写真は接着せずに仮ドメしたものですが、ご覧の通り所々外れてしまっています。

丁寧に瞬間接着剤で少しずつ接着していけばきれいに組み上がるのですが、
とても面倒くさく、そして不慣れな方にとってはきれいに仕上げるには少しハードルが高くなってしまいます。
そこで熟考の末…
スカートと裾を一体化して金型を作り直し!
しかしながらスカートの裾のマゼンタは特別に塗装で再現してしまうことにしました。

ですので当初の通り、スカートの裾の色分けは塗装しなくてもしっかり再現されていますのでご安心下さいませ。

…禁断の金型作り直し…
色々な方にご迷惑をおかけしました…。
ただ、その分、手にしていただいた方には、きっと喜んでいただける製品になっていると思いますのでご期待下さい!

さて、当社のFGOシリーズ第二弾
アッセンブル・ヒロインズ キャスター/ネロ・クラウディウス【Summer Queens】

 

キャスター/ネロ・クラウディウス【Summer Queens】

が現在受注中です。
是非、こちらも宜しくお願いいたします!

K_NAGAMI

…さて企画書、企画書と…FGOまだまだ頑張るぞ…と♪

 

「半完成品・組立フィギュアモデルって何?」という方に向けて『アッセンブル・ヒロインズ』の紹介動画を作成しました。

第一弾:開封(製品レビュー)編

 

 

 

第二弾:仮組み編

 

 

 

第三弾:素組み編(接着のみ・塗装なし)

 

 

 

第四弾:肌のお手軽グラデーション処理 編

 

 

 

第五弾:水着の色替え・塗装 編

 

 

 

 


© TYPE-MOON / FGO PROJECT
©カラー

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