原型師・毒島孝牧氏より、メロスについて

こんにちは!企画・開発担当のK_NAGAMIです。

メロスの原型を手掛けた毒島孝牧さんよりコメントをいただきました。
こだわりや見どころなど色々語られています。
是非、ご覧くださいませ。


 

メロスの原型製作について

原型制作・コメント:毒島孝牧(ブスジマックス)

●最初に制作依頼の話が来た時、いかがでしたか?

幼少の頃、TVでウルトラマンを楽しんでおりました。同じ頃、TVとはまた違う世界を内山先生は漫画という媒体を通して、私たちにウルトラマンの世界の広がりを感じさせてくれました。そんな時代を思いだし、とうとう自分がウルトラマンを、それも漫画版をということで奮い立つような思いと、あまりにも偉大な作品ということで大きなプレッシャーを感じました。

 

 

●立体化にあたり、どのような事を意識して造り込んでいきましたか?

飽くまでも内山先生のテイストを前面に押し出しつつ、現在の目の肥えたウルトラファンを意識した、痒いところに手が届くようなものを意識しながら造り込んでいきました。

 

 

●本製品では頭部が3種ありますが、それぞれ造形に際してこだわったところを教えて下さい

黒いマスクは、不敵で不気味なイメージ、戦国武将の兜と面頬や、能面などを念頭に圧倒的な強さを感じられるようなものになるよう製作しました。

 

メロスの素顔は、若さを表に出しながら、若さゆえの自信と生意気さを出したつもりです。

 

 

 

ゾフィーは泰然自若さと実直さ、それと繊細なイメージで作りました。
製作中、特撮版のマスクの口のディテールに少し寄せようかと思いもしましたが、やはり初心に帰りまして、漫画版のような人間味?のある口元になるようにしてみました。

 

 

●鎧の造形でこだわった所、見どころなどを教えて下さい

鎧……なんですが、漫画版のイメージから硬質なイメージでなく、肉体の一部・延長上にあるようなイメージで製作しております。

 

脇の赤いメッシュ部分はそのカウンターとして、異次元の技術で作られているようにしたつもりです。
担当者様と版元様とご相談しながら、クリアー素材を使用しながら、アクセントとなるようなものにしました。

 

 

●その他、造形中に一番苦労した所や原型製作者として見どころなどがあれば教えて下さい

今回のメロスに限らない話ですが、フィギュアを製作するにあたっていつも念頭に置いているのは、如何にその佇まいを、キャラクター性を損なわずに、かつ最大限に引き出すか、というところです。
それが出来たかどうかは分かりませんが、メロスの不敵なカッコよさと、若干の危うさ(笑)を感じていただけると幸いです。

 

 

●最後に…

今回このような機会を頂きまして、改めてウルトラマンを今後も何らかの形で作り続けたいと思ってしまいました。
どうぞメロスをよろしくお願い申し上げます。


 

以上、毒島孝牧さんによる 『メロス』の原型製作記でした。

今回掲載した画像はデジタルデータのものですが、3D出力をした原型パーツ自体も、実際には全て毒島さん本人が仕上げまで行っています。
イベントにて販売されたレジンキット版を手にされた方は、是非、実際のパーツ一つ一つをご覧いただき、一足先にその出来栄えを堪能してみて下さい。

なお『メロス』は現在コチラ

で予約受付中です。

12月27日(金)受注締め切りとなりますので、まだ予約されていない方は、この機会にぜひ宜しくお願い致します!!

K_NAGAMI

©円谷プロ

コメントは停止中ですが、トラックバックとピンバックは受け付けています。