1/20ストライクドッグの概要と造形について③

こんにちは!企画・開発担当のK_NAGAMI(永見浩士)です。
先週、先々週に続き前回の頭部、腕部に続き、今回も1/20ストライクドッグについて原型を手掛けた市野裕己さんに直接解説をしていただきます。
今回は背部、武装、デラックス版用パーツ(幻影篇用のアイアンクローと右ハンド)についてです。ぜひご覧ください。

 


1/20ストライクドッグの概要と造形について③

文:市野 裕己(ノリモータース)

【背部ミッションパックについて】

背部のミッションパックのデザインはバーニアユニットが特徴的です。今回は、そのノズルに冷却用のパイプを張り巡らせています。これで長時間の作戦行動にも対応するでしょう。

 

【武装について】
ソリッドシューターのディテールについてですが、監修時にラインモールドは凸なのか凹なのかということでちょっとした議論になりました。どちらが正解ということもありませんが、凸で解釈しています。

 

【DX版用パーツについて】
さて、製品はスタンダード版とデラックス版の2種がリリースされる予定です。
DX版にはTV版本体に加え幻影篇のクローとハンドパーツが同梱されます。幻影篇ストライクドッグは左手クローの形状がTV版と異なっています。設定画をよく見てみると…んっ、これは!ラビドリードッグ!!

 

ボクの解釈では、幻影篇のストライクドッグはレプリカの設定ですので、ラビドリードッグをベースに造られたのではないかと考えています。

 

ハンドパーツは幻影篇でリファインされた設定画を基にモデリングし、メカニカルな雰囲気が強調されたものとなっています。

 

 


 

以上、市野さんによる背部、武装、デラックス版用パーツについての解説でした。

市野さんの解説にもある通り、1/20ストライクドッグはスタンダード版とデラックス版と2種類用意しています。
幻影篇に登場したストライクドッグが左腕のアイアンクローが凶悪さを増して凄くカッコイイ!…にもかかわらず、あまり立体化されていないので、ちょうどこの機会に目玉として立体化しようと考えました。
右ハンドもペールゼン・ファイルズ以降のスコープドッグの最新設定画稿を元にしつつも、ストライクドッグとして見栄えがするように市野さんが絶妙なアレンジを加え造形しています。ただ問題はビッグサイズならではのコスト問題…。
そこで、ストライクドッグと言えばTV本編で活躍したシーンをイメージする人が多いと考え、スタンダード版をオーソドックスな内容とし、幻影篇用パーツはデラックス版用の追加パーツとしました。

さて、次回はいよいよ原型複製品を組上げたものの画像を紹介する予定です。まさに今、必死に組上げており、間に合えば8月27日(日)に幕張メッセで開催されるC3AFA TOKYO 2017『C3AFAマーケット』の当社ブースでも展示する予定です。当然、1/20スコープドッグと並べますのでファンの皆さまには是非見に来ていただければと思っております。
引き続きどうぞ宜しくお願い致します。

 

※原型データ画像は監修中のものです。

K_NAGAMI(永見 浩士)

©サンライズ

 

コメントは停止中ですが、トラックバックとピンバックは受け付けています。